難しい印象を持たれがちのウォータースタート
基本はビーチスタートと同じです
ビーチスタートについては
以下の記事をご参照ください
ウインドサーフィン ビーチスタートはちゃんとセイルパワーを使いましょうな件
ビーチスタートと違うのは
足が着かないことだけです
ウォータースタートにチャレンジしようとする人は
ビーチスタートはクリアした人でしょう
なのでセイルの水抜きさえできれば
9割は出来たといっても過言ではありません
では水抜きはどうすれば?
1.セイルの位置を風上に
意外とここで苦戦する方が多い
そういう方の多くは
一所懸命自分が動こうとしている人が多いです
泳いでセイルを風上に引っ張る的な
これだとあんまり道具は動きません
まず試して頂きたいのは
自分が動かないこと
マストトップを持って待っていれば
自分の身体がアンカーとなって
ボードは勝手に風下に流されます
ということは
待っていれば勝手にセイルは風上になります
もちろん待っているだけだと時間がかかります
そんな時は道具を動かすのですが
このときも自分は動かない
自分の身体を中心に
道具を回すように力を入れてみてください
2.セイルに風を流して水抜きをする
セイルが風上に来たら
セイルに風を流し出します
最初はマストトップを
ちょっと持ち上げるだけ
このちょっとがポイントです
ブームエンドが水に入っているまま
海面との隙間を大きくしすぎてしまうと
ブームエンド側が水に引っかかってしまいます
ちょっと隙間を作ったら
ブームエンドが水から飛び出るまで待つ
ここでも待つというのがコツになります
慣れないうちは焦ってしまうので
この待つのがおろそかになりがちなんですね
焦りは禁物です
待つだけだとやはり時間がかかります
そこを早めるためにマストを動かすわけですが
やりがちなのは上に持ち上げてしまうこと
隙間を大きくしてしまえば
ブームエンドがひっかかります
動かす方向は
水面とのちょっとの隙間の幅をキープしながら
風に向かって水平方向に動かすです
セイルを風上にして
ちょっと水面との隙間を作って
水平方向に動かす
これさえできれば水抜き完了
これさえできれば
ウォータースタートは9割完了です